コラム

ここでは「ミューラルアート」って何?という素朴な疑問や、「グラフィティアート」「ウォールアート」などで同ちがうの?というとこまで一気にお答えします。

  1. HOME
  2. ブログ
  3. Mural
  4. Kobe Mural Art Project TITIFREAK

Kobe Mural Art Project TITIFREAK

市庁舎2号館ミューラル2号館
南側(3階~4階)壁面
アーティスト:TITIFREAK

チチフリーク

チチフリークは、祖父母が神戸から笠戸丸に乗船してブラジルに移住しており、神戸とは歴史的な関わりがあります。また彼は、東日本大震災で被災した石巻に入り仮設住宅にミューラルを描きながら住民とコミュニケーションを図るという復興支援プロジェクトを行っていました。
 市庁舎2号館は阪神淡路大震災で被災しながらも、その後25年間も頑張り続けてくれました。その南側には震災で被災した方々の思いが集まる東遊園地もあります。
 チチフリークには、2号館が解体されることを契機に神戸が震災復興から新しいステージに向けて希望を持って進めるような、力強いアートをお願いしました。

【チチフリークの経歴】

1974年生ブラジル・サンパウロ生まれ。13歳の頃よりコミックアニメの世界に入り、7年間ブラジルを代表するコミックスタジオ・マウリシオ・ソーザをはじめ、ディズニー、マーヴェルなど国内外問わず様々なコミックデザインに携わる。1994年から1995年の間、イラストレーションを手掛け始め、MTV BRAZILのアニメーションやその他様々なメデイアの仕事をこなすようになる。そして、1996年、はじめてストリートアートを描き始める。グラフィティーアートによって新たな自身の方向性を発見し、感情、人々の営み、カオス、夢、都市型空間、文化や自然に対して新たな視点、着目点を持つようになる。
 すでにブラジル国内はもとより、ロンドン、パリ、ベルリン、マドリード、東京、ニューヨーク、バンクーバー、ロサンジェルスなど世界各国で壁画制作や展覧会を展開し続けている。
 2009年に行われたサンパウロ美術館での展覧会は大成功をおさめ、過去最多の入場数を記録した。また、NIKE、ADIDAS、Onitsuka Tiger など世界的ブランドともアートプロジェクトやコラボ商品制作などを展開している。そして2001年の東日本大震災の年、ブラジル大使館と日本国際交流基金からの依頼をうけ、石巻の仮設住宅にペインティングを行いながら現地住民とのコミュニケーションを図るという復興支援プロジェクトを実行。


参考記事 https://www.wochikochi.jp/topstory/2012/03/graffiti.php

関連記事