Kobe Mural Art Project ~市庁舎2号館のミューラルアート制作を開始します!~
新型コロナウイルスに罹患された皆さまと、感染拡大により生活に影響を受けられている地域の皆さまに、心よりお見舞いを申し上げます。
078KOBEの連携プロジェクトとして、昨年度から神戸市庁舎2号館の南北の壁面にミューラルアートを描くプロジェクトを進めておりましたが、新型コロナウイルスの影響により開始を見合わせておりました。このたび、再始動の日程が決まりましたのでお知らせします。是非、制作現場に足を運び、ミューラルを描く過程をお楽しみください。
Ⅰ.市庁舎2号館南面のミューラル 概要
〇開始日:7月13日(月曜)〇アーティスト:チチフリーク氏
チチフリークは、祖父母が神戸から笠戸丸に乗船してブラジルに移住しており、神戸とは歴史的な関わりがあります。また彼は、東日本大震災で被災した石巻に入り仮設住宅にミューラルを描きながら住民とコミュニケーションを図るという復興支援プロジェクトを行っていました。
市庁舎2号館は阪神淡路大震災で被災しながらも、その後25年間も頑張り続けてくれました。その南側には震災で被災した方々の思いが集まる東遊園地もあります。
チチフリークには、2号館が解体されることを契機に神戸が震災復興から新しいステージに向けて希望を持って進めるような、力強いアートをお願いしています。
Ⅱ.市庁舎2号館北面のミューラル 概要
〇開始日:8月3日(月曜)〇アーティスト:ヒトツキ
ヒトツキは「青」と「花」を基調としたアート作品を数多く手掛けています。
実行委員会でアンケートを行った際、神戸の色として圧倒的に選ばれた色は「青」です。また、現在は移設されていますが、2号館の北側には神戸の街のシンボルである花時計がありました。神戸を表す「青」、そして花時計、フラワーロードに象徴される「花」、そんなイメージから、2号館北側(花時計があった側)の壁面を描くアーティストはヒトツキにお願いしました。
ヒトツキには「青」と「花」をテーマに、そしてフラワーロードやJR三ノ宮駅のホームからでも楽しめるアートをお願いしています。